ヤマダ電機の軍門に下るも赤字脱却ならず提携1年後に退任

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 大塚家具の社長だった大塚久美子氏が昨年12月1日、辞任した。大手家電量販店「ヤマダ電機」の傘下に入り経営再建を進めている途上でのこと。久美子氏本人から「これまでの経営責任を明確にするために辞任したい」との申し出があり、10月28日の取締役会で可決承認されていた。

 後継社長はヤマダ電機(現ヤマダホールディングス)社長で大塚家具の会長も務める三嶋恒夫氏が兼務することになった。

「久美子氏はヤマダ電機の軍門に下ると判断した時から社長を退任することを決めていたのではないでしょうか。それまでは創業家出身ということで思い通りにやってきたわけですが、ヤマダ電機の傘下に入ればそうはいかない。引き渡しの準備をした上で辞めることを決めていたと思います」(事情通)

 2019年12月のヤマダ電機との資本提携の会見で、ヤマダの山田昇会長は「チャンスを与えないといけない。ウチは結果主義。黒字にできるというからやらせる。(久美子氏に)1年は任せる」と語り期待を寄せた。だが結果は、4期連続となる営業赤字とキャッシュフローのマイナス。20年7月30日には2年間の上場廃止猶予期間入りとなり、提携1年後の退任となった。

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