世界的バブルに崩壊のサイン 80年代後半の価値観が再び

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不動産アナリスト・長谷川高)

 4月26日付の日本経済新聞(朝刊)に「ソウルのマンション、4年で8割高」という記事が掲載されました。ソウル市内の平均マンション価格が10億9993万ウォン(約1億760万円)で、韓国の平均所得の約30倍だということです。また、オーストラリアに住む友人によると、シドニーでも住宅価格が急上昇し、昨年購入した家が今年に入って2倍から5倍の値段に跳ね上がったそうです。ただ、現地の方は「実に馬鹿げた現象」と覚めた目で見ているとか。東京都心の不動産も高止まりしており、不動産業界の知人は「価格が落ちないね? コロナ禍の影響が出ない」と皆が首をひねっている状況です。そして中国主要都市における不動産バブルは既に約10年前から危惧されているのに、いまだ高値を更新し続けています。

 こうした世界的な不動産価格の高騰の原因はご存知の通り「異常なほどの金余り」です。世界中で刷られた過剰な緩和マネーが超低金利ゆえにその運用先を求めて証券市場だけでなく債権市場、不動産市場にも流れ込んできているのです。

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