バスクリン 三枚堂正悟社長(1)「目標を高く持つ」精神はサッカーで培った

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 バスクリンは、看板商品である入浴剤と同名の会社である。

 90年以上ものロングセラーを誇る「バスクリン」は2019年、粉末タイプ入浴剤ブランドにおける最新年間売り上げで「ギネス世界記録」に認定されるという快挙を成し遂げた。

 近年では「日本の名湯」や「きき湯」も人気ブランドに成長している。

 入浴剤の起源は、1897年に津村順天堂(現ツムラ)が発売した「浴剤中将湯」。

 婦人薬「中将湯」の製造で余った生薬を社員が風呂に入れたところ、体が温まったことがヒントになって開発された。

 この入浴剤は、冬はよく温まるが、夏は暑くて汗が止まらなかったため、1930年、夏用入浴剤として開発されたのが「バスクリン」である。

「浴剤中将湯」は生薬を刻んだものだったが、「バスクリン」の有効成分には、主に温泉成分である芒硝が使用された。

 このような歩みから分かるように、同社の入浴剤は生薬や温泉などの天然成分を応用した素材・製品開発に特徴がある。

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