世界学生起業家アワード日本大会で、7人の学生起業家たちに学生起業のメリットを聞いた
学生起業家はなにをどのように考えているのか。彼らに会うために、2月9日、世界の若手起業家によるネットワーク「EO」が主催する世界学生起業家アワードの日本大会に足を運んだ。
この日、全国の予選を勝ち抜いた年商100万ドル以上の学生起業家7人が渋谷の会場に集まりプレゼン。先輩起業家による審査の結果、1位にAIサービスのAdansonsの石井晴揮さん(東北大)、2位に小型ロボットシステム開発のCloserの樋口翔太さん(筑波大)が選ばれた。
2人は5月に南アフリカで開催される世界大会に出場することになった。3位のプロバイオの中島勇貴さん(東海大)は乳酸菌を用いた豆乳ヨーグルトを製造販売。3人はいずれも自身の研究をビジネスにつなげた大学発ベンチャーだ。
■いい意味で無知だから挑戦できる
授賞式後、7人に学生起業の意義などについて質問したところ、次のような返事が返ってきた。
「起業で成功するには仲間といい技術と行動量が必要。それが手に入りやすいのが学生時代」(石井さん)