著者のコラム一覧
村山治ジャーナリスト

1950年、徳島県生まれ。1973年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。1989年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。1991年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー。著書に『特捜検察vs.金融権力』(朝日新聞社)、『検察 破綻した捜査モデル』(新潮新書)、『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)『工藤會事件』(新潮社)など。最新刊は『自民党と裏金 捜査秘話』(日刊現代/講談社)

【金丸脱税事件】異聞(23)日債銀破綻と経営陣の逮捕 元捜査部長の感慨

公開日: 更新日:

現場がやる気になっている捜査を止めるわけにはいかない

東京地検の石川達絋検事正(C)共同通信社

 1980年代から不動産やノンバンクへの大口融資で収益を積み上げてきた日債銀はバブル崩壊で巨額の不良債権を抱え、98年12月に破綻。直前に同様に破綻した日本長期信用銀行(長銀)とともに一時国有化され、巨額の公的資金を投入して再建する代わりに経営責任を問う「国策捜査」が発動された。… 

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