著者のコラム一覧
村山治ジャーナリスト

1950年、徳島県生まれ。1973年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。1989年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。1991年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー。著書に『特捜検察vs.金融権力』(朝日新聞社)、『検察 破綻した捜査モデル』(新潮新書)、『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)『工藤會事件』(新潮社)など。最新刊は『自民党と裏金 捜査秘話』(日刊現代/講談社)

【金丸脱税事件】異聞(26)「博打」の金丸捜査に後藤田法相は口を出さなかった

公開日: 更新日:
田中角栄元首相(C)日刊ゲンダイ

 田中角栄逮捕前日の1976年7月26日午後、検察首脳会議で田中の逮捕方針を決めた検察は、当時の検事総長、布施健が法相の稲葉修に逮捕状を請求したいとして指揮を仰ぎ、稲葉は許可した。

 野党は、検察が法相の指揮を仰いだこと自体を問題視。稲葉の指揮の法的根拠について問われた当時… 

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