副業なら「ネット物販一択、月10万円稼げれば人生が変わる」3年で2億円稼いだ達人がコツ伝授
船原徹雄さん(物販総合研究所 所長)
いまやサラリーマンの10人に1人が副業を行い、地方公務員にもその輪が広がっている。昭和の終身雇用制から一転、令和は「大副業」時代に突入した。
しかし、副業といってもいろいろある。自分には何ができるのか、どれが儲かるのか──。
「サラリーマンの副業ならネット物販一択です」というのは、物販総合研究所所長の船原徹雄さんだ。
実は船原さん自身、大学院生のころに資金3万円でネット物販を始め、わずか3年で年商2億円を達成。現在はそのノウハウを教えるスクールを運営するなど、まさに副業界のカリスマもうけびとなのだ。
船原さんによれば、サラリーマンの副業には大きく分けて3つあるという。1つ目は時間労働。土日の引っ越しやコンビニの深夜バイトなどだ。
「特別なスキルがなくてもすぐに始められますが、時間を拘束されるし、当然働いた分しか稼げません。若いうちならまだしも、ある程度の年齢を超えたら、本業が終わった後にコンビニで長時間労働は体力的にも厳しいと思います」
2つ目はフリーランス。ウェブデザイナーやウェブライターなどがこちらに当てはまる。
「近ごろはクラウドソーシングのおかげで、家にいながら隙間時間で仕事ができるようになりました。しかし、特別なスキルが必要ですし、仕事を自分で取ってこなければなりません。最初は思うように稼げないというデメリットがあります」
3つ目がネット物販だ。これを推す理由は?
「まず特別なスキルがいらないこと。商品を安く仕入れて高く売るだけなので、コツさえつかめば誰でも儲けられます。さらに、時間も体も拘束されません。スマホひとつあれば隙間時間に行えるのも魅力です」
船原さんによると、同じネット系の副業でも、アフィリエイトは結果が出るまでに相当な時間がかかるし、FXなどの財テク系はギャンブルのようなものだとバッサリ。
「ネット物販は儲けが出るまでの時間が短いのも特徴です。例えば今からドン・キホーテに行って安いセール品をまとめ買いし、それをメルカリなどで売れば、その日のうちに5000円や1万円は稼げます。売れなくても最悪仕入れのお金を損するぐらいなので、リスクも低いといえます」
ネット物販とは、いわゆる転売や“せどり”をインターネット上で行うこと。商品を安く仕入れて高く売り、その差額を利益として得る仕組みは商売の基本といえる。