急騰の波に乗り遅れるな! 株のプロ4人がオススメ「今から買える厳選12銘柄」はこれだ
株式市場が過熱している。「上昇スピードが速い」「警戒したほうがいい」など不安を口にする兜町関係者もいるが、一方では「天井知らず」「潮目が変わった」との声を聞く。日経平均は33年ぶりのバブル後最高値更新に沸いている。動くべきか、それとも──。
◇ ◇ ◇
■史上最高値を目指す展開
日経平均はどこまで上昇するか。
「1989年12月に付けた史上最高値の3万8915円を目指し始めたといえるでしょう。そこに到達するには今しばらく時間がかかりますが、株価は上げ下げを繰り返しながら、史上最高値に近づきます。トレンドが変わったとみるべきです」(株式評論家の杉村富生氏)
現在の株高を牽引しているのは海外の機関投資家だといわれる。実際、東証の統計によると、海外投資家は5月第5週(5月29日~6月2日)まで9週連続の“買い越し”。その額は4兆円を超えた。
「EUは戦争に直面し、米国は債務上限問題を当面はクリアしたが、根本が解決したわけではありません。相対的に日本市場に資金が投入されているのでしょう」(株式アナリストの黒岩泰氏)