「麻布台ヒルズ」200億円住戸はすでに売約済みも…賃貸なら普通の人も“ヒルズ族”になれる?
これまでの販売価格を塗り替えるケタ違いの超高級マンションが登場した。今年11月に開業する東京・港区の複合施設「麻布台ヒルズ」はその名の通り、六本木ヒルズを手がけた森ビルが地権者との交渉などに35年の歳月をかけた一大再開発だ。
なかでも目玉とされるのが、約330メートルと東京タワーとほぼ同じ高さの超高層ビル「麻布台ヒルズ森JPタワー」の最上階64階に3戸だけあるペントハウスで、最も大きな住戸はワンルームマンション約75戸分の広さで分譲価格は非公開だが、およそ200億円といわれている。
これまで日本最高額とされた東京・表参道「MARQ OMOTESANDO ONE」(21年)の67億6000万円台の住戸をはるかにしのぐ。驚くことに、この住戸はすでに売約済みだという。
「麻布台ヒルズは西に六本木、南に東京タワー、北に虎ノ門という超都心のため当然高いですが、坪単価は周辺のマンションとは比較にならない。特にメインのJPタワー54~64階はラグジュアリーホテルのアマンによる分譲住宅『アマンレジデンス 東京』(全91戸)で、ティールームやライブラリー、ラウンジ、バー、専用シェフがいるプライベートダイニングルーム、スパ、プールを完備。居住者とゲストだけが利用できるプレミアム感から、超富裕層から絶大な人気を集めています」(経済ジャーナリスト)