急ピッチで1ドル140円台突入!24年は“円高イヤー”株高とインバウンド大打撃でアベノミクス終焉

公開日: 更新日:

年5兆円のインバウンド目標達成もツカの間

 インバウンド需要にも冷や水だ。今年3月に閣議決定された「観光立国推進基本計画」は年間5兆円のインバウンド消費を早期に達成する目標を掲げている。今年は空前の円安のおかげで、1~9月の累計で3兆6000億円に達し、通年で目標を達成する見通し。だが、来年は当然、円高の逆風が吹くのは必至。インバウンドの風向きも違ってくる。

アベノミクス以降の円安政策は投資家と訪日外国人を喜ばせるものです。その陰で物価高に苦しむ国民は置き去り。円高が進行しそうな来年は、円安依存のアベノミクスから抜け出すターニングイヤーになりそうです」(森岡英樹氏)

 安倍氏の横死後、裏金疑惑など負の遺産が次々と飛び出し、いよいよアベノミクスも葬られる時が来ている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃