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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

“大谷選手”や任天堂の自社IP 国策「コンテンツビジネス」に注目

公開日: 更新日:

 知的財産にはデジタルコンテンツも含まれる。日本の22年の「デジタルコンテンツ」市場規模は13兆2698億円。政府は22年度第2次補正予算を活用し、「コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金(JLOX補助金)」として200億円を措置している。

 コンテンツビジネスは、いわば「国策」である。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が12月5日、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の拡張について、建設中のドンキーコングをテーマにした新エリアの正式名称を「ドンキーコング・カントリー」とし、オープン時期が24年春に決定したと発表した。

 今月6日から同エリアの一部グッズが先行販売されることも決定。ウォルト・ディズニーを追いかける任天堂はIPビジネスの巨人である。任天堂の23年3月期の最終利益は4327億円と上場企業3921社中、24位である。

 欧米のクリスマス商戦では、子供たちにゲームソフトが人気である。アニメやゲームの人気キャラクターを保有し、IPビジネスを強化しているアミューズメント企業に注目したい。

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