下げ相場こそチャンス! 新NISAで稼ぐ銘柄選びは「3兆円クラブ」がカギ握る【一覧表付き】

公開日: 更新日:

10月~12月に日経平均は4万円へ

 2023年の日経平均は年間で7360円以上の上げ幅だった。今年はどうなるか?

「1~3月は3万4000円前後で推移し、4~6月に3万7000円から3万8000円まで高まるとみています。7~9月はいったん3万5000円から3万6000円まで下落するも、10~12月に4万円に達する可能性は高いと思います。外資系の証券会社も年内に3万8000円、3万9000円をつけると予想するところがたくさんあります。4万円を視野に入れておいたほうがいい」(IMSアセットマネジメント代表・清水秀和氏)

 新NISAは「成長投資枠」(年間240万円まで)で個別株を売買できる。投資初心者は投資信託からスタートするケースが多いが、資金の一部を個別株に振り分けることも可能だ。

「新NISAで運用しようとしている金額の5%、10%でいいので個別株に投資してみては? 株主優待を得られたり、株主総会に出席することもできます。それに配当金が魅力です」(前出の証券アナリスト)

 市場では高配当銘柄が人気になっている。一般の証券口座だと配当金に約20%の税金がかかるが、NISAは非課税。配当金をまるまる受け取れる。年明け相場で日経平均が低迷しても、高配当銘柄の多くは上昇を続けているのだ。

「やみくもに高配当だからといって手を出すと痛い目に遭いかねません。それなりの規模があり、実績のある企業から選んだほうが無難です。例えば、時価総額3兆円以上の会社に絞ってはどうでしょう」(清水秀和氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも