著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

ニチイHD(上)日本生命保険による買収の舞台裏

公開日: 更新日:

 ニチイHDは傘下に介護や保育サービスを運営するニチイ学館や、介護付き老人ホームを展開するニチイケアパレス(秋山幸男社長)を抱える。日生とニチイは1999年から子育て・介護などのライフ領域で業務提携している。ニチイ学館の有資格者が日生の保険契約者の認知症や介護などで相談できるサービスを行ってきた。

 日生の佐藤和夫常務は11月22日の決算会見で、「人口減少で日本国内のマーケットが縮小するなか、顧客との接点を増やす必要性」に言及。24年度から始まる新中期経営計画の期間中に「事業としてどこまで幅を広げていくか。チャレンジしていくことになる」と述べた。

■いかにして顧客との接点を強化するか

 顧客との接点を増やす必要性とは、具体的にどういうことなのか。23年4~9月期連結決算(11月22日発表)に、その解答のカギがある。個人保険・個人年金保険の新規契約件数の推移に注目して欲しい。

 契約件数ベースで見た場合、3つのチャネル(営業職員、代理店、金融機関窓販)のうち、主力の営業職員チャネルが前年同期比20.6%減と激減した。この影響をモロに受け、日生の新規契約の件数は同20.0%減と大きく落ち込んだ。

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