JAL初のCA出身女性社長就任・鳥取三津子氏の評判と「安全重視」アピールに絶妙のタイミング
17日開かれたJAL(日本航空)の社長定例会見。今月2日に羽田空港で起きた衝突炎上事故について、社長の口からどんな発言があるのか……、と集まった記者たちはサプライズ人事に面食らった。
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4月1日付で鳥取三津子専務(59)が社長に昇格し、赤坂祐二社長(62)は代表権のある会長に、植木義晴会長(71)は退任すると発表。鳥取氏は同社初の女性かつ客室乗務員(CA)出身のトップとなる。
■JAS出身なのも驚き
「CAが社長とは驚きですが、さらに驚いたのは鳥取氏がTDA(東亜国内航空)つまりJAS(日本エアシステム)出身ということ。2002年のJJ統合(JALとJASの経営統合)は、大が小をのみ込む吸収合併だった。それがJAS側から社長が誕生するとは……」(航空業界関係者)
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