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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

日経平均株価は「ババ抜き」の段階へ…高値掴みするハメになるのは誰だ?

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 新NISAでは世界株投信が人気という。この種の投信は世界中の株式に分散投資しリスク分散がうたい文句で、その代表格が「eMAXIS Slim全世界株式」。この投信の投資対象の62.3%は米国で、日本は5.5%に過ぎず、上位組み入れ10銘柄はアップル、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディア、アルファベット、メタ、テスラなど全て米国企業である。

 日本の投資資金が大量に流れて、NYダウの史上最高値を支援と理解できる。この全世界株式、販売額から解約額を引いた純設定額が1月は3428億円と過去最高に達した。

 NYダウの動きに連れ高したように2月に入り、日経平均株価は34年ぶりの高値へ上昇も起きている。今後は「ババ抜き」の段階、誰が高値掴みをするかの局面に入ったように思え、投資家は注意が必要だろう。

 株高の背景を国内ファンダメンタルズで見るとどうか。日本の2023年の経常収支は20兆6295億円の黒字となり、黒字額は前の年よりも9兆9151億円増と倍増。このうち貿易収支は6兆6290億円の赤字だが、赤字幅は前の年よりも9兆円余り縮小した。

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