花粉症×低PBR銘柄の伸びしろは…プライム市場の「1倍割れ」11社

公開日: 更新日:

 今週は3月中旬並みの気温になった。そうなるとスギ花粉が飛び交ってくる。

 そこで、花粉症にまつわる企業を見てみよう。ここは、プライム市場の中で、昨今話題の低PBR(株価純資産倍率)の銘柄としたい。

 そもそもPBRとは「Price Book-Value Ratio」の略。株価÷1株純資産(もしくは時価総額÷純資産)で算出される。

 株価が高ければ(時価総額が大きい)、純資産に対する比率が5倍、10倍と上がるが、株価が低過ぎるとPBRは1倍を割ってしまう。

 PBR1倍割れの企業=株価が低い企業は、成長していない、上場してから努力していない企業と判断されかねない。そのため企業は上場を維持したいなら更なる成長をしなければならない。逆に言えば、伸びしろがあるかもしれないと言えるのだ。

 とはいえ日本は総じてPBRは低く、時価総額トップのトヨタ自動車ですら1.43倍ほどだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」