大阪万博パビリオン建設に「リング」が邪魔…建設トップから今さら“ダメ出し”のア然

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関経連会長への意趣返し?

 パビリオン建設をめぐる経済界の“内紛”も激化している。日本国際博覧会協会(万博協会)の副会長も務める関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)が今月9日の会見で、「建設会社の協会トップはけしからん。万博を成功させようというコメントはどこにもない」と不満を爆発。万博の準備遅れへの懸念を訴えてきた宮本会長を指しているのは明らかで、今回の「リングが邪魔」との宮本会長発言は、松本会長に対する意趣返しにも聞こえる。

「以前も言ったように、リングを1周つなげず点線のようにすれば、搬入・搬出もラクになる。既にできている6割強で、広場の演出は可能。残りは例えば、若手建築家に頼んだトイレのデザインのように、いろんなデザイナーにやってもらったらどうでしょう」(森山高至氏)

 連日のようにツッコミネタがあふれ出てくる万博。お笑いの本拠地・大阪といえども、もう十分だ。

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