著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

豊田自動織機(下)「次の道の発明」の目標は正しくも、達成は至難の業

公開日: 更新日:

■幸福なのは章男の周囲を取り巻く100人だけ?

 章男の人事を見ると、周りはイエスマンばかりになっている。トヨタ・マンで幸福なのは章男の周囲を取り巻く100人だけ、といった、実に冷ややかな空気も流れている。

「次の道を発明しよう」という目標の設定は正しい。しかし、この達成は至難の業である。

 章男は、トヨタグループの厳しい現実を本当に分かっているのであれば、それでいい。開業以来、最大の危機との指摘もある。 =敬称略

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