下村博文氏は何のために政倫審に出てきたのか…裏金問題の全てを知りうるとされる人物が「知らなかった」連発

公開日: 更新日:

 衆院政治倫理審査会(政倫審)が18日午後に開催され、自民党下村博文元文科相(69)が出席、弁明と質疑を行った。

《今後、政倫審が開催されるのであれば、党と相談して説明責任を果たしていきたい》

 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、総額約5.8億円の裏金化が報じられた安倍派(清和政策研究会)の元事務総長を務めた下村氏が4日に自身のX(旧ツイッター)にこう投稿してから2週間。

 これまでに衆参両院で開かれた政倫審に出席した安倍派幹部らが揃って「知らなかった」「秘書に任せていた」などと答え、全容解明にはほど遠いやり取りだっただけに、「裏金問題の全てを知り得るキーパーソン」とされる下村氏の発言に注目が集まっていたのだが、冒頭の弁明から「知らなかった」を連発。当然のようにネット上ではこんな声が飛び交った。

《はい、またまた出ました。「私は知らなかった」「覚えていない」のマジックワード》

《この人、一体何のために政倫審に出てきたのか》

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景