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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

株式市場の暴落は「歴史の転換点」を示唆? 中ロは世界の多数派を形成へ

公開日: 更新日:

 株式相場では、NYダウなど株価指数が大きく下落した時は相場が転換点を迎えるという。すなわち、景気、経済などの転換点ともいえよう。実際、米国では、今月、金融政策が引き締めから利下げ、緩和へと転換しようとしているし、ロシア・ウクライナ戦争も新たな局面に入ろうとしているし、日本でも新首相の誕生が間近など国際情勢に変化の兆しが見えて、「歴史の転換点」を迎えているようだ。

 いままで世界経済の先行きを決めていたような先進国中心のG20(米国、英国、フランス、ドイツ、日本、中国、インド、インドネシア、ロシアなど)の影響力にも変化の兆しが見える。

■BRICSの加盟国は10カ国に

 欧米主導のG20に対抗する形で、新興国クラブのようなBRICSがある。今年初めの報道によるとアラブ首長国連邦、サウジアラビア、イラン、エチオピア、エジプトが新たに加盟し、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国と合わせて加盟国は10カ国となった。GDPは世界経済の約28%を占める約28.5兆ドル規模。原油生産量は世界の約44%を占める。

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