著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

企業の経営理念は「変化」しているが、政治はどうだ? 投資家には気の抜けない日々が続く

公開日: 更新日:

 平日、郊外の商店街を歩くと老人ばかりとすれ違う。ファストフードに入れば高齢女性が応対する。ターミナル駅前の商店街は、高齢者がターゲットと思えるマッサージ店や整骨院、さらにインターネットに不慣れな高齢層が保有する貴金属などを狙ってか、買い取り店の「居抜き」出店が目立つ。

 一方、中古品販売・買い取り大手のブックオフは閉店が相次ぐ。東京の「阿佐ケ谷南店」(10月13日)、「新高円寺駅前店」(同20日)などだ。GMSのイトーヨーカドーも来年2月末までに33店舗を閉店する。

 企業の経営戦略は「変化」である。パナソニックホールディングスとトヨタ自動車、ブリヂストンの3社は今年で期限を迎える国際オリンピック委員会(IOC)との最高位スポンサー契約を終了すると発表した。電機、自動車など日本を代表するグローバル企業が揃って五輪スポンサーから退場する。

 政治にも変化が起きるだろうか。石破茂氏は9月27日の新総裁就任の記者会見で「野党と論戦」した上で衆院解散・総選挙を「なるべく早く」行うと述べていたが、30日に10月27日に解散総選挙を行いたいと明言。「10月15日公示、同27日投開票」となる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン