著者のコラム一覧
小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

「ニデック記念館」設立で流れる創業者・永守重信氏の退任説…2027年完成で憶測呼ぶ

公開日: 更新日:

「永守さんは本気でリタイアする決意をしたのではないか。自身の記念館建設はその証し。記念館が完成する2027年が退任のタイミングか」(メガバンク幹部)と話題となっている。

 ニデックは8月28日、「これまでの当社が歩んできた歴史と、成長の源泉である創業者、永守重信の経営理念を学び、継承することを目的とした『永守重信創業記念館』の設立を決定いたしました」と高らかにリリースした。

 また、リリースには、「1973年7月23日に永守が3人の同志とともに創業した日本電産(現ニデック)は、2023年に創業50年で連結売上高2兆円を超え、世界47カ国に300以上のグループ会社を有するグローバル企業に成長いたしました。『金なし、経験なし、知名度なし』でスタートした当社が、創業直後のオイルショックやその後のリーマン・ショックやタイ洪水など幾多の苦難を乗り越えて今日にいたるまで発展し続けてこられたのは、創業者の経営理念である『情熱、熱意、執念』『知的ハードワーキング』『すぐやる、必ずやる、出来るまでやる』に代表される『三大精神』を全従業員が行動規範として共有し、たゆまず前進を続けてきたからです」とうたわれている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意