三菱自動車(下)PBRは“赤点”…ASEANの需要低迷で業績不振に

公開日: 更新日:

 株価低迷の要因として、加藤隆雄社長はアセアンでの需要低迷と、将来に向けた投資や協業を含めた方向性が示せていないことを挙げる。そして、将来に向けた技術開発や投資案件の精査、アライアンスメンバーを主体とした協業の進化、拡大をとりまとめ、株主に理解してもらえるような将来に向けた成長の道筋を早く示したいと考えている。

 そんな一つが8月に発表した日産自動車、ホンダとの戦略的パートナーシップ検討の覚書の締結だったのだが、具体的なことがなかったため、株価を大きく上げることにはならなかった。

 また、今年度に定款を変更し、事業として発電、ならびに電力の供給・販売を追加した。愛知県の岡崎製作所にある駐車場に、1メガワット相当の太陽光パネルを搭載したカーポートを設置。地域の新電力会社を通じて岡崎市内に電力供給を行う計画だ。

 さらに、電動車に関連する事業でも、電動車に搭載された使用済みバッテリーを活用した可動式蓄電池を日立製作所と共同開発している。ただ、こうしたカーボンニュートラルへの取り組みはなかなか株価に反映されていないようだ。

(経済ジャーナリスト・山田清志)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    りくりゅう電撃引退も三浦璃来だけ競技継続の「ウルトラC」…ごく身近にも“前例”あり

  2. 2

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  3. 3

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  4. 4

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  5. 5

    “激ヤバ”高市チルドレン門寛子議員が大炎上! 国会前ペンライトデモを「ごっこ遊び」と揶揄・嘲笑

  1. 6

    木下グループにアスリート殺到 「社長自腹4000万円」だけじゃない驚きのサポート体制

  2. 7

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 10

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技