三菱自動車(上)日産・ホンダ連合と合流の必然…車載ソフトウェアの共通化がカギ

公開日: 更新日:

 三菱自動車にとって2024年度は将来を左右する重要な年になりそうだ。8月に日産自動車、ホンダと戦略的パートナーシップ検討の覚書を締結し、現在、具体的な提携内容を詰めている。

「電動化と知能化といった技術革新によって変化が激しい今日の自動車業界において、パートナーとの協業は不可欠」と加藤隆雄社長は話しており、三菱自が日産・ホンダ連合に合流するのは必然だった。

 かつて1990年代前半には、業績好調の三菱自が販売低迷のホンダを吸収合併するという話が浮上したが、90年代後半になると状況は一変。不祥事、業績低迷、リストラを繰り返し、16年に日産の支援を受けることになったのだ。

 しかし、その後も業績はなかなか上向かず、21年3月期には3000億円を超える最終赤字を計上した。そのうえ、長い間、人材流出が相次ぎ、研究開発費も大幅に削減された。例えば、20年度に行った早期希望退職者の募集では、550人の計画のところに654人もの応募があった。また、早期希望退職の対象ではない45歳未満の若い世代の離職も少なくなかったそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  5. 5

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  1. 6

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 7

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

  3. 8

    混戦制した河本結の"自己中プレー"に中継解説者が苦言…人気女子プロに問われるモラルとマナー

  4. 9

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  5. 10

    ますます劣化する高市官邸…ポテチパッケージ白黒変更を「カルビーの売名行為」と幹部暴言しSNS大炎上