自民党と企業献金蜜月の半世紀

念願の宇宙軍事ビジネスへ…政府委員にはキヤノン御手洗冨士夫ら経団連の重鎮たち

公開日：2024/12/07 06:00　更新日：2025/01/25 11:40

09年度予算で防衛省は初めて158億円の宇宙予算を計上

【別表】【受注額上位10社（2006年～2010年）】／（Ｃ）日刊ゲンダイ

　米国のアポロ11号が初めて月に着陸したのは、1969年7月。その2カ月前、日本の国会では「宇宙の平和利用」を全会一致で決議した。

　だが37年後の2006年6月、経団連がこの決議は安全保障にとって邪魔だと批判する。以下、＜わが国の宇宙開発利用促進に向けた提言＞から。

…

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り711文字／全文852文字)

【連載】自民党と企業献金蜜月の半世紀

前の記事「憲法9条を変えろ」金も出すが口も出す経団連の“究極の要請” 2024/12/06 06:00
次の記事経団連の要望「武器輸出解禁」が安倍政権で実現…米国と同じ道を歩むのは「愚かしい」と識者批判 2024/12/10 06:00

この連載の一覧を見る

■関連記事

■関連キーワード