著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

官製ファンド「INCJ」が15年の歴史に幕…志賀俊之会長が会見で語った悔しさ

公開日: 更新日:

 2005年4月に日産自動車最高執行責任者(COO)に就任した。2010~12年には日本自動車工業会会長として東日本大震災を受けた困難な時期の日本自動車産業を引っ張った。2013年11月に日産自動車副会長に就き、2015年6月、産業革新機構会長に転じた。

 志賀氏は、「カルロス・ゴーン氏から詰め腹を切らされた男」として知られる。日産は13年11月に4~9月期決算を発表した際、通期業績を2期連続で下方修正した。最高経営責任者(CEO)だったカルロス・ゴーンは、その責任を志賀氏に負わせ、更迭した。

 スタートアップは100件投資し、1、2件成功すればいいという世界だ。「やっていて寂しくなるような話が結構あった」(志賀氏)という。「業界再編をもっとやりたかった」と振り返る志賀さんだが、一番、安堵しているのは志賀氏、本人かもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    草間リチャード敬太容疑者が逮捕…コンビニバイトと掛け持ちの苦労人だったが横山裕のセレクトに難あり?

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  4. 4

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 5

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  1. 6

    まさかの故障で失意の最中「お前はラッキー」…トシさんの言葉がなければ今の俺はいない

  2. 7

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  3. 8

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  4. 9

    参政党の党勢拡大に早くも陰り…「聖地」加賀市で“親密”現職市長が惨敗落選の波乱

  5. 10

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情