トランプ大統領が熱烈支持層と対立のナゼ? エプスタイン事件めぐりMAGA派を「愚かな人々」呼ばわり

公開日: 更新日:

米国内では最大の関心事に

 これまで散々、陰謀論を巻き散らしてきたトランプ大統領が、陰謀論を否定する側に回るとは何とも皮肉である。MAGA派の期待に応えて、エプスタイン氏に関する資料の一切を公開すればよさそうだが、なぜ神経を逆なでするようなことをしたのか。

 上智大教授の前嶋和弘氏(現代米国政治)が言う。

「トランプ氏はエプスタイン事件についてMAGA派を突き放す一方、一応は特別検察官の設置も辞さない構えも見せています。共和党の強硬派として知られるテイラー・グリーン下院議員が全容解明にこだわっており、さすがにトランプ氏も何もしないではマズイと感じているのではないか。さらに仲たがいしたイーロン・マスク氏が『トランプはエプスタインの顧客だった』と主張したことも、火消しに追われる要因になっているでしょう。悲しいかな、米国内ではエプスタイン事件への対応が最大の関心事になっています。トランプ氏としては何としても国民の目をそらさせたいのですが、陰謀論をあおって支持者を集めてきただけに、自業自得と言わざるを得ません」

 発足当初から低支持率のトランプ政権。岩盤支持層すらも敵に回しては、ますます「死に体」になるばかりだ。

  ◇  ◇  ◇

 トランプ大統領のスキャンダルについては、関連記事【もっと読む】などで詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    WBCネトフリ独占批判に「一部の日本人」は歓喜のワケ 地方の苦しみに鈍感な大都市生活者

  2. 2

    嵐「最後の楽曲」好調の裏で起きた異変…ボイトレを続けた櫻井翔は歌声をキープ

  3. 3

    和久田麻由子は“女子御三家”の女子学院から東大へ 元NHKの先輩・膳場貴子と重なるキャリア

  4. 4

    伊原春樹監督との“壮絶確執”の前日譚 監督就任を知って絶望、引退が頭を過ぎった

  5. 5

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  1. 6

    WBCイタリア代表が「有名選手ゼロ」でも強いワケ 米国撃破で予選R1位突破、準決勝で侍Jと対戦も

  2. 7

    映画「国宝」のヒットから間髪入れず…体重13キロ減で挑んだ「ばけばけ」吉沢亮の役者魂

  3. 8

    文春にW不倫をスッパ抜かれた松本洋平文科相はなぜ更迭されないのか

  4. 9

    SEXスキャンダルで追い詰められると戦争で目くらまし…それは歴代米大統領の常套手段だ

  5. 10

    参政党はオンラインセミナーでもハチャメチャ…参加者の強烈質問に神谷代表が一問一答、反自民もアピール