Geolocation Technology 山本敬介社長(1)地図なきネットに地図を描いた“元自衛官”

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「父親は消防士で、ちなみに祖父も消防士、おじも消防士という消防士一家で、子供心にうっすらとですが、自分も必然的に消防士になるのかなと考えていました」

 そんなありふれた日常が、小学2年から3年に進級する春に暗転する。父親が33歳という若さで他界したのだ。

「1~2年ほど闘病していたんですが、3回目の入院で亡くなりました。父が亡くなった後、祖父も65歳と早くに亡くなって、曽祖父は103歳と長寿でしたけど、自分は一体どこまで生きられるんだろう、やはり父親の年齢ぐらいかなと漠然と思っていました。だから自分が33歳を越えた時から、〈この先も生きられるんだ〉とゆったりした感覚になったんです」

 父親の死後は、母親が働きに出るようになり、兄弟の身の回りの世話は祖母という生活が高校生になるまで続いた。

「母の“監視の目”がないのをいいことに、帰宅したらファミコンばかりやっていましたね。当時はスーパーマリオも好きでしたけど、ドラゴンクエストは“Ⅰ”からずっと続けています」

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