HISの狙いは「多角化経営」か…創業者が取締役に復権し、長男が社長に
HISの25年10月期の連結業績は、売上高3900億円、営業利益120億円、経常利益110億円、親会社株主に帰属する当期純利益は65億円と予想されている。
ただ、日本人の海外旅行取扱高は新型コロナウイルス禍前の19年比で7割程度と需要は完全に戻り切っていない。
「カリスマ経営者の秀雄氏が復権し、息子の秀太氏が社長に就くことで、旅行事業への依存度を下げ、より多面的なポートフォリオへと転換する、攻めの経営が展開されるのではないか」(メガバンク幹部)との見方も出ている。



















