突然の円高&株安で「高市トレード」は終わるのか? 円相場の行方を握るアメリカの思惑

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 3年以上つづく物価高に歯止めをかけるには、行き過ぎた「円安」にブレーキをかけるのが手っ取り早い。輸入物価が下がるからだ。

 しかし、いわゆる「高市トレード」は、円安、低金利、財政出動によって成り立っている。「円高」が進んだら、高市トレードも崩壊しかねない。

 この先、円ドル相場はどうなるのか。

■トランプが望むドル安

「ポイントは、アメリカがドル安を望んでいるということです。アメリカ製品の輸出には、ドル安の方が有利だからです。トランプ政権の発足後、ドルは1割も下落しています。なのに、それ以上に日本円が下落しているため、ドル円相場は円安・ドル高になっている。購買力平価から考えると、ドル円は1ドル=100円から110円が適正価格だと推測されています。トランプ大統領には、まだまだ円安・ドル高に映っているはずです。さすがに、1ドル=100円という円高にはならないでしょうが、アメリカがドル安を望んでいる限り、しばらく、1ドル=160円という円安に戻すのは難しいでしょう」

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