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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

AIの導入でブルーカラーの給与が伸びている 伸び率でホワイトカラーを逆転

公開日: 更新日:

 サムスン電子やSKハイニックスなどを擁するIT先進国の韓国。現代自動車グループは、傘下のボストン・ダイナミクスの技術を活用し、2028年までに人型ロボット「Atlas」を年3万台体制でEV工場へ導入する計画という。

 365日休みなし、ミスもなく働き、労働組合とも無縁の人型ロボット。検証を重ね28年から部品シーケンシングなどの工程へ導入を開始し、30年までに部品組み立て工程へと用途を広げ、労働生産性を飛躍的に向上させるという。

 日本は26年春闘で、三菱重工業など大手重工メーカーの労働組合が基本給を底上げするベースアップとして1万6000円を要求することが1月29日に明らかになった。防衛関連の受注拡大などによる好業績を踏まえ、前年の要求より1000円の増額を求め、2月上旬に経営側に要求書を提出する。一般論では、賃上げは、ロボットの導入コストを割安にする。

 AI先進国の米国では、ブルーカラービリオネアが増えている。エレベーターやエスカレーターの技術者の年収中央値は約1660万円。送電線の設置や修理を担う人の年収中央値は、約1440万円と全職種平均と比べて約2倍である。AIの導入で、肉体労働への回帰が加速している。

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