トランプ政権下で「有事の金」がアツい! 価格は年末までに30%上昇か?

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■揺らぐドルへの信頼

 背景には、地政学リスクが高まったことに加え、ドルへの信認が揺らいだことがあるという。25年1月に就任したトランプ大統領が、関税をはじめとする政策を次々と打ち出したことにより先行き不透明感が高まった。その結果、代替資産として金が買われたわけだ。

 これらの影響は今後どうなるか。トランプ氏の行動は予測不能なリスクが伴い、地政学リスクも収まる気配はない。そう考えれば、今後も一時的に金価格が下がったときが買いどきになりそうだ。

 ステート・ストリート・インベストメント・マネジメントのサイトでは、金をポートフォリオ(資産構成)に加えた場合の効果を過去20年のデータで検証できる。

 たとえば、国内外の株式・債券の4資産に25%ずつ配分する構成に、金を10%加えると、年率リターンは5.61%から6.11%へ向上し、ボラティリティー(価格変動の激しさ)も下がるという。投資判断の有力な参考になりそうだ。

 (ジャーナリスト・向山勇)

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