スッパイマン 上間幸治社長(1)沖縄定番の干し梅が全国区で人気獲得するまで

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 小学校4年の時、のちにトラウマとなるような事件を目の当たりにする。昼休みに同級生4人で遊んでいると、雷が落ちたような音が鳴った。

「オマエ、オナラでもしたのか」と冗談を言い合っていると、学校の近くからモクモクと煙が上がりだした。ただ事ではないと4人は校舎を飛び出し、現場に駆けつけた。そこには目だけ見開き、真っ黒こげになった遺体が横たわっていた。24歳の現場作業員だった。不発弾が爆発したのだ。遺体を見るのは初めてだった。

 1945年3月26日から始まった沖縄戦は3カ月近くにも及び、民間人を含め20万人もの命が失われた。不発弾も数多く残され、80年以上たった今もまだ1800トン以上が埋まっていると推測されている。

「一緒にいた同級生たちは高校(県立豊見城)まで同じ学校に通ったんですが、この件が話題にのぼることはなかった。4人が集まった時、誰かがふと『オレたち、遺体を見たよな』と言い出した」

 その瞬間にみんな閉じていた記憶からあの事件が蘇り、状況を話し出した。

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