サイゼ、モスが朝食強化 パンで広がる「第4次モーニングブーム」の主役

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朝食強化で収益アップ

 外食業態の朝食市場規模は18年10月から19年9月の1年間で4294億円を記録。コロナ禍では3000億円台まで縮小したが、23年10月以降の1年間で5000億円を突破。24年10月から25年9月の間は5347億円に達しており、近年は上昇傾向にある(サカーナ・ジャパン調べ)。

 各社による朝食強化には、収益を上げられる時間帯を増やす狙いもある。

「外食は昼・夜中心で、朝は手薄だった。ファミレス業界の場合、深夜需要は若者の減少と共に落ち込み、コロナ禍でさらに縮小した。近年は営業時間を再延長する店舗もあるが、夜間の人件費は増加しており、代替策として朝食を強化する動きがある」(前出の関係者)

 法律上、午後10時~午前5時の深夜労働では25%の割増賃金が義務付けられている。都内の時給は1300円前後が相場であるため、夜間は1500円以上になり、飲食店の負担が大きいという。

 共働き世帯と高齢者は年々増加し続けており、朝食メニューを提供するチェーンは今後も増えていきそうだ。 

(ライター・山口伸)

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