著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

退職代行「モームリ」サービス受け付け再開でも…もう無理な社内の実態

公開日: 更新日:

 そうした中、谷本氏に代わってアルバトロスの新代表取締役に浜田優花氏が4月1日付で就任した。浜田氏は直近まで広報を担当していた若手の女子社員だ。なぜこのタイミングで急転直下の代表交代に踏み切ったのか。

 SNS上では、「4月1日。退職依頼が増える前に新代表を立てたということか」「おそらくGW明けにはかなりの依頼が来るからだろう」といった特需狙いを指摘する声や、「広報からの抜擢なら結構な出世だが、不祥事の後だけに完全に火中の栗を拾うようなもの」と新代表を案じる書き込みが散見された。さらに、「株主は前の社長のままだろうから、どうせお飾り社長でしょ」といった辛辣な意見も少なくない。

 金融関係者は、「モームリの新社長は表の看板で、その裏でマスコミ対応を仕切っている男性がキーになると思います。次の焦点は株式をどうするのかに移ります」と分析する。谷本夫妻は逮捕されたが、依然として「アルバトロス」の株式を掌握している。

「アルバトロスは22年2月の創業後、23年1月の売上高は1000万円だった。そこから24年1月には9800万円、25年1月には一気に3億3000万円まで売上高を急増させた」(金融関係者)という。

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