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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

イラン戦争終結でも…サプライチェーン完全回復は「2027年半ば」の衝撃

公開日: 更新日:

 米国とイランの戦闘終結に向けた交渉で、パキスタンのシャリフ首相は15日、「和平合意」に達したと表明。正式な署名は19日にスイスで予定されている。

 ただ、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社のクーリー執行副社長は2日、供給が正常化した後も、サプライチェーン回復には一部は数週間、他の部分は数カ月を要し、完全な回復は27年半ばまでかかるとした。

 トランプ米大統領は5日、ウィスコンシン州の遊説で、イラン戦争を早期に終わらせ、物価高の要因を取り除くと表明。夏のドライブシーズンを前に、対イラク、対アフガニスタンの戦争など中東介入の歴史から、長期戦を避けたかったのだろう。

 トランプ政権は、「朝令暮改」でイランの否定にもかかわらず、幾度もイランとの停戦交渉で合意する可能性があると述べ、そのたびに原油、株価が乱高下。投資家は翻弄され、イスラエルの反応も不明だった。「何度目の正直」か、今度こそ真実のようだ。

 ただ、そのような情勢下、米スペースXの上場に投資家が殺到。市場に熱気が帯びたのは、同社の成長性がエルニーニョ現象や原油高と無縁だからだろう。

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