福田元首相が習近平と極秘会談 それぞれの“胸算用”

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 中国の習近平国家主席(61)と福田康夫元首相(78)の“密会”は何が目的だったのか――。
 福田元首相は日本の外務省を通さず、独自のルートで調整し、7月下旬に習主席と極秘で会談したことが明らかになった。

 2年前に尖閣諸島をめぐり日中関係が緊迫して以来、習が日本の要人と会談するのは異例だ。そもそも第2次安倍政権が発足してから、日中首脳会談も実現していない。11月に北京でAPECが開催されるが、安倍は2日、外遊先のブラジルで「APECの際に(習主席と)会談できればよいと考えている」と意欲を見せた。安倍が親中派で中国の信頼が厚い福田に“お膳立て”をお願いしたのか。

 政治解説者の篠原文也氏の見方はこうだ。
「中国とのパイプを持つ福田元首相のもとには、<日中関係修復の架け橋になって欲しい>という声が多く寄せられていますが、これまで福田氏はかたくなに断り続けてきました。真意は分かりませんが、ウラがない人ですからそのタイミングではないと思ったのでしょう。ところが、今回、ついに動いた。安倍政権は消費増税、集団的自衛権で行き詰まっている。日中の関係修復を政権浮揚につなげたい官邸からの要請があったのかもしれません。もちろん習主席側の思惑もあって、お互いの利害があうんの呼吸で一致したと考えるのが妥当でしょう」

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