著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【スンドゥブ】「セカンドミール効果」に期待して昼に食べたい

公開日: 更新日:

 スンドゥブ(純豆腐チゲ)は、押し固めないやわらかな純豆腐を主役にした韓国の鍋料理で、朝鮮王朝時代の記録に原型が見られます。近代以降は魚介や唐辛子を合わせる大衆料理として定着しており、日本でもメジャーになってきてますね。豆腐のなめらかな食感と唐辛子の辛みを生かした一椀は、歴史と文化が重なり合った食の象徴といえるでしょう。

 さて、そんなスンドゥブですが、栄養学的にはまず豆腐の役割が大きいです。大豆由来タンパク質は消化吸収率が高く、良質なタンパク源と評価されています。大豆食品の摂取は心血管疾患リスクの低下に関連するという研究報告もあり、日常的に取り入れる意義があります。また、豆腐は低脂肪かつ低エネルギーで、体重管理にも適している食材でしょう。

 その他、特徴的な食材に唐辛子があります。唐辛子に含まれるカプサイシンは、交感神経を刺激してエネルギー消費を高め、食欲を抑える方向に働くことが複数の研究で報告されています。効果は穏やかですが、代謝をサポートする食品成分といえます。具材に使われるアサリなどの二枚貝はビタミンB12が豊富で、貧血予防にも役立ちますし、キムチを加える場合は乳酸菌や発酵由来成分が腸内環境に働くので、組み合わせる食材でも健康効果が変わってくるでしょう。ただし、塩分摂取量には配慮が必要です。

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