「積水ハウス」が男性育休取得率100%を達成できた理由

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 9月19日は「育休を考える日」。制定した積水ハウスでは独自の男性育休制度を導入している。

「3歳未満の子どもを持つ従業員を対象に1カ月以上の育児休業を推進しており、最初の1カ月は有給で、かつ最大4分割で取得できます。さらに産後8週の期間は分割回数関係なく、1日単位で自由に取得することが可能です。育児休業について考えるための『家族ミーティングシート』というツールを活用。事前に家族で育児休業取得の時期や、休業中の家事・育児についてじっくり話し合い、計画を立てることで、質の高い育休にすることを目指しています」(積水ハウス担当者)

 このような取り組みの結果、2019年度以降は取得率100%を継続しているというから本気度がうかがえる。

■社内フォーラムの実施や、取得計画書を活用

 とはいえ、取得するのに気まずさはないのだろうか。同社では、社内フォーラムを実施して取得者の体験を共有。「育児休業は組織にとってプラスになる」という考え方を定着させ、上司の意識改革から始めたという。

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