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高橋乗宣
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高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

役所のない「担当大臣」の限界 「地方創生相」のアホらしさ

 第2次安倍改造内閣がきのう(3日)、発足した。主要閣僚は留任する一方で、新たに5人の女性を抜擢。成長戦略に女性の積極的登用を盛り込んでいることから、自ら範を示した格好だ。

 政府は、指導的地位に占める女性の割合を2020年までに3割程度に増やすとの目標を掲げている。一部の大手企業も政府方針に呼応して、人事目標を打ち出した。そんな中、改造人事で起用されるのが男性一色になれば、政策の整合性が取れなくなる。つじつま合わせのためにも、女性の起用は必要だっただろう。

 むろん、抜擢された女性閣僚がバリバリと仕事をしてくれれば、大いに結構だ。女性ならではの視点が政策に生かされることも期待したい。

 それよりも気になるのは、「担当大臣」の存在である。安倍首相は会見で、「元気で豊かな地方の創生に全力を挙げる」と強調した。これが政権最大の課題だそうだ。そして、担当大臣に、幹事長だった石破氏を充てた。

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