外資が高値売り抜け 「大塚家具」やっぱりハゲタカだけ高笑い

公開日:  更新日:

 父娘が経営権を争う大塚家具のお家騒動は、外資系ファンドだけが高笑いする結末を迎えそうだ。久美子社長サイドとみられていた大株主の米ブランデス・インベストメント・パートナーズが保有株を大量売却していた。

 ブランデスが10日に提出した大量保有報告書によると、大塚家具の株価が2000円の大台を超えた2日に売り始め、年初来高値の2488円を付けた3日に一気に6.12%分を手放している。売却額は約30億円。これでブランデスの保有率は4.63%まで縮まった。

 経済アナリストの瀬川剛氏はこう言う。
「利益追求が最大使命のファンドが売り抜けるのは当たり前。それに、ブランデスはモノ言う株主と呼ばれるアクティビストというより、純粋な資産運用会社。割安株を仕込んで長期保有する投資スタンスです」

 27日開催の株主総会で父娘バトルの決着をつける大塚家具は、招集通知を発送した。久美子社長が「漫然と広告宣伝費の支出を増加させ、業績は悪化した」と父親を非難すれば、勝久会長は「経営の私物化という言語道断の行為」と猛反撃。プロキシファイト(委任状争奪戦)は激しさを増している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  2. 2

    全豪OPで話題…大坂なおみが“スリム”になった深~い理由

  3. 3

    警察が運営阻止? 6代目山口組・高山若頭に早くも再逮捕説

  4. 4

    劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

  5. 5

    30歳適齢期は昔話 石原さとみ&深田恭子が結婚しないワケ

  6. 6

    したたか仏政府 ルノーとの経営統合要求で日産“強奪”狙い

  7. 7

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  8. 8

    持ち家派も…定年後は限りなく“住居費負担ゼロ”を目指す

  9. 9

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  10. 10

    やっぱり賃金は下がっている 虚飾の政権で沈む日本経済

もっと見る