評価の細目は公表せず 新国立「A案決定」に談合の臭い

公開日:  更新日:

 22日午前、政府は新国立競技場の見直し計画の関係閣僚会議を開き、安倍首相が応募2案から大成建設と梓設計、建築家の隈研吾氏(61)が手がけたA案の採用決定を発表した。

 その後に会見した遠藤利明五輪担当相は、19日実施の審査委員会の結果を「A案は610点、B案は602点」と説明。委員7人が9項目の評価基準で1人140点満点、計980点で採点したが、評価の細目をすべて公表する予定はない。

 どれだけ厳正な審査を行ったのかオープンにすべきだ。今月14日のデザイン公表以前から「すでにA案で内定済み」と囁かれてきたからだ。その理由も政治的思惑ばかり。大成は旧計画でスタンド工区を受注、下請けの作業員や鉄材業者を継続して確保してきた。受注を逃せば、無数の人材や資材が宙に浮くところだった。

「その補償は巨額に上り、業績に暗雲が垂れ込めるのは必至です。安倍政権の一存で一度受注した計画を白紙にされ、新計画では総工費の上限引き下げにも応じた。もとより採算割れは覚悟しており、そのうえ、受注まで逃せば、大成がどんな反撃に出たか分かりませんでしたよ」(大手ゼネコン関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    5億円の攻防へ 阪神「台湾の三冠王」王柏融獲得は苦戦必至

  2. 2

    桜田大臣に“助っ人”を雇い…安倍首相は海外逃亡の血税浪費

  3. 3

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  4. 4

    森友問題の反省ナシ…昭恵夫人が公然と野党批判の“妄言”

  5. 5

    中日・根尾“14歳の冬”の悔恨と決意 野球一本に至る原体験

  6. 6

    メジャー目指す菊池雄星 金銭以外の“希望条件”が明らかに

  7. 7

    自粛期間終了? NEWS手越祐也が“六本木に再び出没”情報

  8. 8

    原爆Tシャツ、ナチス帽…「BTS」日本への“本格進出”は白紙

  9. 9

    中田翔は3年10億円 破格契約の裏に日ハムの“イメージ戦略”

  10. 10

    巨人が"第3捕手"と"右の代打"に年俸1.5億円ずつは本当か

もっと見る