半導体売却また先送り “決められない”東芝に今度は内紛説

公開日:

 デッドラインを越えた――。東芝を見限る声が相次いでいる。

 8月中に半導体子会社(東芝メモリ)の売却先を決めないと、来年3月末までに債務超過は解消できず、上場廃止が決定的になる。そう伝わるなかで、東芝は売却先決定を9月以降に先送りした。

「国によっては独禁法の審査が半年以上かかります。早急に売却先を決める必要があったのに、東芝経営陣からは緊迫感がまるで伝わってきません」(経済評論家の杉村富生氏)

 ここへきて内紛説が浮上している。綱川智社長(61)は米ウエスタンデジタル(WD)への売却を主張。ところがナンバー2の成毛康雄副社長(東芝メモリ社長=62)は、訴訟に踏み切り信頼関係を壊したWDへの売却に猛反発しているというのだ。

「綱川社長は医療機器分野の出身で東芝では傍流です。一方、成毛副社長は主流の半導体出身。社内的には成毛氏の発言力のほうが強いのでしょう。通常時ならいざ知らず、売却先決定のタイムリミットが迫っているのに、内輪モメとはあきれるばかりです」(杉村富生氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    長野以外にGベテランリスト漏れ 広島“ポロリ発言”の波紋

  2. 2

    巨人ナインに深刻“長野ロス”…超気配り男の逸話伝説も数々

  3. 3

    裏交渉も暴露され…ロシア人も哀れむ安倍政権“土下座”外交

  4. 4

    自公3分の2圧勝シナリオ 1.28通常国会“冒頭解散説”急浮上

  5. 5

    海老蔵は“秒読み”? 没イチ男性が死別再婚する時の注意点

  6. 6

    仏当局捜査“飛び火”か 五輪裏金疑惑で日本政界が戦々恐々

  7. 7

    経団連会長が転換 「原発どんどん再稼働」に飛び交う憶測

  8. 8

    また生え抜き看板…巨人“大チョンボ”長野流出の真相と波紋

  9. 9

    アニキが勧誘も…前広島・新井が「阪神コーチ」断っていた

  10. 10

    初登場G球場で“孤独トレ” 丸は巨人で「我」を貫けるのか

もっと見る