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ウィラーエクスプレス 平山幸司社長<6>バス事故が社会問題に

 2008年、ウィラーに入社する。最初の仕事は、高速ツアーバスの路線づくりだった。全国の路線を一気に増やしてダイヤを考え、1年間でほぼ現在に近い路線網をつくり上げた。

 10年ごろ、高速ツアーバスが拡大するにつれ、マーケットを侵食されていた高速乗り合いバス業者が、「ツアーバスは乗り合いバスまがいの違法行為」として、批判を強めるようになった。12年、国交省は2年間の審議を経て、高速ツアーバスと高速乗り合いバスの一本化を決める。 

 需要と供給に基づいた価格変動など高速ツアーバスのメリットも盛り込んだ「新高速乗合バス制度」を施行、高速ツアーバスは高速乗り合いバスへ移行されることになり、その準備期間を2年と設定された。

 ところが、施行からわずか1カ月後、関越自動車道で高速ツアーバスの居眠り運転事故が発生、7人の犠牲者を出す大事故として世間を騒がせることになる。

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