ディップ 冨田英揮社長<2>「IBMに先を越された」とガク然

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 求人サイト「バイトル」などを運営する情報サイト運営会社の「ディップ」。創業者の冨田英揮は、30歳の時、なんとか起業資金を調達し、念願の会社設立にこぎつけた。1997年3月のことだ。

 創業当初、冨田が考えたビジネスモデルは、英会話スクールやブライダルなど、さまざまな情報を「情報端末」で提供するサービスだった。まだ、スマホはもちろんパソコンも浸透していない頃だ。外食チェーンなどの店頭に「情報端末」を設置し、利用した人に無料でカタログを送付するというアイデアだった。集めた顧客情報をクライアントに売り、マーケティングに利用してもらうというビジネスモデルだった。

「情報端末」を設置してもらうために大手外食チェーンへの営業活動を続けた。多くの人が集まり、スペースもある外食店なら目に留めてもらえると考えたからだ。

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