重道武司
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重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

衝撃の日銀リポート 10年後“地銀6割が最終赤字”に怨嗟の声

公開日: 更新日:

 国内借り入れ需要の減少が現状のペースで続いていけば5年後の2023年度には2割強、10年後の28年度には6割近くにも上る地銀が最終赤字に陥る――。日銀が17日に公表した半期に一度の報告書「金融システムレポート」の中で示したこんな試算が、地銀界に波紋を投げかけている。

 この試算は人口が緩やかに減り続け、潜在成長率が現在と同じ0%台後半で推移するというのが前提だ。その上で長短金利はいずれも20年代後半にかけ緩やかに上昇し、金利差もじわり拡大していくと想定した。要するに「マイナス金利」が根を張り、長短金利差がほとんどない今よりも、こと金利面だけを見れば地銀にとっての収益環境は少しばかり改善されているとの想定だ。

 それでも最終赤字行が増大していくのは、資金需要の先細りに伴って貸出金残高の伸びが鈍化、目減りするパイを巡る銀行間の競争激化もあって利ザヤも縮小するためだ。

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