著者のコラム一覧
金子勝慶大名誉教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

「資産寿命」の指針案 金融庁の議論に乗ったらババを引く

公開日: 更新日:
「老後2000万円」の金融庁報告書について、立憲民主党の蓮舫氏(右端)の質問に答弁する安倍首相/(C)共同通信社

 人生100年時代に向け、金融庁がまとめた「資産寿命」の指針案がヒンシュクを買っている。指針案によれば、年金だけが収入の無職高齢夫妻(夫65歳以上、妻60歳以上)だと、家計収支は平均で月約5万円の赤字となり、蓄えを取り崩しながら20~30年生きた場合、1300万~2000万円が必… 

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