著者のコラム一覧
宮田律現代イスラム研究センター理事長

1955年、山梨県甲府市生まれ。83年、慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。専門は現代イスラム政治、イラン政治史。「イラン~世界の火薬庫」(光文社新書)、「物語 イランの歴史」(中公新書)、「イラン革命防衛隊」(武田ランダムハウスジャパン)などの著書がある。近著に「黒い同盟 米国、サウジアラビア、イスラエル: 「反イラン枢軸」の暗部」(平凡社新書)。

デモで大量死者 イラク混沌の原因はトランプ政権の裏切り

公開日: 更新日:
失業、乏しい公共サービス、政府の在り方に対して反スローガンを叫びながらデモをする若者たち(イラク、バグダット)/(C)ロイター

 イラク・バクダッドで若者たちを中心に反政府暴動が発生している。イラクの若い世代はサダム・フセインの独裁体制後の米軍占領時代の比較的自由になった時代に育ち、ネットなどで情報を得ているが、イラクの現状に強い不満を抱くようになった。10月1日のデモの発生から1週間で100人以上が死亡… 

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