姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。中国ウオッチは25年超、うち約15年を上海で過ごす。アジア・ビズ・フォーラム主宰。日刊ゲンダイでの連載などをもとに「ポストコロナと中国の世界観」(集広舎)。

マスク不足の陰に原料不足と中国政府 使い捨て7割が中国製

公開日: 更新日:

 中国は世界需要の半分を担うマスク生産大国でもある。

「日本では、使い捨てマスク素材である不織布の多くを、中国からの輸入に依存しています。原反(ロール)での取り寄せがほとんどです」

 こう語るのは、日本の某マスクメーカー幹部だ。国内で流通する使い捨てマスクは7割が中国製で、残りの一部が日本での一貫生産だという。

 中国では1月末の春節前に新型コロナウイルスの蔓延によって「マスク不足パニック」に陥った。その反動で春節が明けると、自動車メーカーの「BYD」、電子部品企業の「フォックスコン」、スマホメーカーの「OPPO」など3000社を超える企業がマスクの生産事業に参入し、こぞって生産設備を投入した。商機を逃さない中国人のパワーを感じさせる。

 ところが工場が完成しても原料がない。参入ラッシュの急拡大で、マスクの原料となる「ポリプロピレンのメルトブローン布」の供給が細ってしまったのである。

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