仏コロナ禍 政府の外出禁止令に国民は「おおむね協力的」

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 3月17日の正午、フランスは外出禁止になった。可能な仕事は全てテレワークに切り替え、病院、銀行、郵便局、薬局、食料品店などを除き、全ての施設が閉鎖。学校も閉まった。外出が許されるのは仕事、診察、生活必需品の買い出し、老人や子供などのアシスト、身内の葬式と犬及び自分の最低限の散歩に限られ、理由を書いた証明書を持って出かけないと罰金を科される。国境は封鎖され、列車や航空機も大幅に運休になった。統一市町村選の第2回投票は延期された。

 マクロン大統領が「戦時だ」と強調する非常事態だが、フランス人たちは国民の命を守り、死者を増やさないという趣旨を理解し、おおむね協力的だ。

 フランスが封鎖に踏み切ったのは、新型コロナウイルスの感染者数増加速度が半端でないからだ。3月14日、感染者が4500人超、死者91人を数えた。当局は、感染が全土に広がり、すでに封じ込めは不可能、感染速度の減速に目標をシフトする第3段階に至ったと宣言。生活必需以外の施設の閉鎖を指示したが、徹底せず、15日の日曜日にはフランス人の多くが外出していた。しかもこの日、全国的な統一市町村選挙の第1回投票は中止されずに行われた。

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